WATER RESCUE
川(流水環境)や湖水環境での事故に遭遇した際の
ファーストレスポンス(初期対応)に必要となる
基礎知識と基本技術を学ぶためのコースとなります。
(このコースは2024年度までSFR:スイフトウォーターレスキューファーストレスポンダーコースの名称だったコースと同じ内容となります。)
初期対応において、自分自身が要救助者に陥らないための必要な知識と技術の習得および必要な装備の理解、そして安全で迅速なる初期救助対応を学ぶ内容となります。
このコース受講対象者は、水辺での環境において、仕事に従事される人、野外体験指導で活動される人、職務あるいはボランティアで救助活動する人となります。
1日間(8時間~):半日座学 半日実技
*コース修了者にはRescue3認定修了証(3年間有効)が発行されます。
急流環境下での救助の基礎知識や基本技術、
そして応用技術までを学ぶ総合的な内容となります。
このコースでは、セルフレスキューファースト(自分自身の安全を最優先)をベースに、“いかにシンプルかつ迅速に救助を行うか”をコンセプトとしています。
コースは段階的に基礎知識から始まり、基本技術、応用技術、想定訓練の順で成り立ち、個人技術から組織的(チーム)救助へ発展する内容となります。
また必要となる個人保護装備やチームで共有する標準資機材の取り扱いについても紹介します。
このコースは職業的救助組織に所属される人やプロフェッショナルのリバーガイド、インストラクターを対象としています。
3日間(24時間~):1日座学 2日実技
*コース修了者にはRescue3認定修了証(3年間有効)が発行されます。
SRT-1で学んだ内容をベースに、
より困難な急流環境や洪水災害への対応を学ぶ発展的なコースとなります。
このコースでは効果的な組織的(チーム)救助活動をコンセプトに、洪水災害対応を始め、より困難な状況を想定した活動計画の進行を目的としております。
またサーチ&レスキュー(捜索と救助)は一体となることから、基本的なサーチの考え方を基にした想定訓練や、立体的なロープレスキューを含んだより実践的な内容となります。
このコースは職業的救助組織に所属される人を対象にしております。
3日間(24時間~):1日座学 2日実技
*コース修了者にはRescue3認定修了証(3年間有効)が発行されます。
ROPE RESCUE
山岳等の自然環境や都市部での構築物への様々な分野の救助活動に、ロープレスキューの技術は必要不可欠となります。
そのため欧米先進国では、ロープレスキューは全ての救助分野の核となる重要な位置付けとなっています。
Rescue3のロープレスキューコースプログラムは、
NFPA(米国防火協会)に準拠した「Lowアングル」「Steepアングル」「Highアングル」における救助活動に必要となる
「正しい基礎知識」や「実績のある技術」、「安全なる標準資機材」等を2つのコースで紹介しています。
このコースはロープレスキューチームの一員として活動するために
必要となる基礎知識と基本技術を中心に、
応用技術から想定訓練へと段階的な内容となっています。
(このコースは2024年度までTRR-T:テクニカルロープレスキューテクニシャンレベルの名称だったコースとほぼ同じ内容となります。)
このコースは職業的救助組織に所属される人やロープ高所作業や山岳救助に従事される人を対象にしています。
3日間(30時間~):1日座学 2日実技
*コース修了者にはRescue3認定修了証(3年間有効)が発行されます。
RROで学んだ内容をベースに、
より実践的で組織的な内容を含む発展的なコースとなります。
このコースでは、より困難な状況を想定したトレーニングを目的としており、ハイラインシステム等のより複雑なシステムの構築やチームによる想定訓練が主な内容となっています。
このコースはRRO修了者及びTRR-T修了者を対象としております。
3日間(30時間~):3日実技 *座学はありません。
*コース修了者にはRescue3認定修了証(3年間有効)が発行されます。